新横浜駅のお隣、小机駅から徒歩十数分にある「小机城址」(市民の森)を散策。
小机駅からは、日産スタジアムのある北口側へ。出てすぐ、かなりローカルな雰囲気。草の匂いが風で運ばれてくる。写真奥に見える高台になった森のあたりが、小机城址。
城址の入口は、民家脇の階段。何も下調べせず「こっちかな」くらいで適当に来てしまうと、入口の場所が分からなくて城址の周囲をグルグルしてしまう(経験談)。
基本的に竹林。
30度を超える真夏日だったものの、森の中は風も抜けてそれほど暑くない。でもこの季節は蚊が多いので、ゆっくり歩くなら虫除けスプレーは必須。
竹林を抜ける道。いくつか分かれ道はあるけれど、全体を30分弱で回れる程度の面積なので、どちらに進もうが迷うことはない。
土曜日の昼でも、すれ違う人はほとんどいない。
爽やかな山の散歩道というより、薄暗い昔ながらの森が残っているような雰囲気。
ぽつぽつと空堀の跡や櫓台の跡を示す立て札が。
途中、小さな広場(二の丸広場)と大きな広場(本丸広場)がある。本丸広場では、少年野球チームが練習中。結局、まともに人がいたのはここくらいかな。(写真は二の丸広場のほう)
二の丸広場裏は、落ち着ける・・・というより怪しげな雰囲気の休憩所。
階段を下りると、そこにはまた竹林が。
帰りは第三京浜脇の階段から、横浜線の線路沿いへ。第三京浜を通すとき、城址西側は取り壊されたとのこと。
全体的に木が生い茂り過ぎて、薄暗い雰囲気だった。春とか秋とか、葉が少ない時期のほうが見晴らしも日当たりも良いかもしれない。
小机城址の南は、横浜線の城山トンネルが貫通している。この写真は、城址西側から東(小机駅方向)に向かって撮影。