大阪府堺市の北、大阪メトロ御堂筋線の新金岡駅から徒歩十数分にある大泉緑地。敷地はかなり広くて全体で23ヘクタールあるため、今回は公園の北半分の散策のみ。

新金岡駅側の入口から入ると、噴水広場がお出迎え。

ひつじ広場には三匹のひつじが。平成23年生まれの「だいち」「いずみ」「みどり」、みな結構大きくて近づいてくると迫力がある。

敷地の北側を大きく占める大泉池に、張り出すように設置されている中央休憩所のあたり。

冬なので枯れているけど、ものすごい数の蓮の枯れ枝が。季節が巡れば一面が緑とピンクに染まりそう。

ところでこの公園、野良猫が多い。

人に懐いている個体ばかりで、近づいても逃げない。おじさんが頭を撫で撫でして癒やされていた。

この日は冬の薄曇りで、緑地内の人影はまばら。ベンチに座る人もほとんど居らず。

それでも園内の道に沿って歩いていけば、

冬の花木や野鳥は、上に下に、思った以上に楽しめる。

ヒヨドリ。

この季節、ユキヤナギもちらほら咲き始め。

そして茂みの陰を覗けば、ここにも野良猫が。昼寝の邪魔をしてしまったのか、むっちゃ睨まれた。

この白い花が人目を引いていたけれど、名前を知らない。

大泉緑地内は舗装道だけでなく、木々の合間を縫うように道が続いているので、森林浴にも良さそう。

とはいっても、季節が冬だから枯れ木ばかりでそれも難しいんだけど。どんぐり拾いなら捗りそう。

日差しもだいぶ弱め。

蓮の先に見える石の橋。このあたりは季節が違えば、雰囲気が相当に変わりそう。

といった感じで、大泉池の周囲は彩り豊かとは言えないけれど、中央花壇近くにあるふれあいの庭には様々な花が植えられていて華やか。

ポピー

ネモフィラ

ミモザ

以上、冬の大泉緑地の風景。実は訪れる前はそこまで期待していなかったんだけど(すまぬ)、さすが大阪四大緑地の一つだけあって、冬でも散策していて見どころ色々。ここは別の季節にまた来よう、そして今度は南側も回ってみよう。

アデュー。


