東海道新幹線の自由席に座れる可能性を上げるいくつかの方法

旅行・移動

仕事で東京・横浜と京都・大阪間を行き来することが多く、また自宅が横浜であることから東京←→横浜間はかなり頻繁に移動しているため、必然的に新幹線の利用頻度が高い。長距離移動では前もって指定席を予約することがほとんどだけど、短距離や急ぎの案件では急ぎ自由席で移動することも多々。

そんな中で、新幹線(東海道新幹線)の自由席はちょっとしたコツや知識で座れる可能性が結構上がることに気づいたので、その辺を自分の分かる範囲でまとめてみた。

基本的には偶数号車の進行方向と逆のドアで待つ

まずは東海道新幹線の座席配置・車内設備を見て欲しいんだけど、新幹線の車両にトイレや洗面台、喫煙スペースなどが設置されているのは基本的に奇数号車。設備のぶんだけ奇数号車の座席は少なくなるので、始発駅で同じくらいの列が並んでいる場合には偶数号車のほうが座れる可能性が高い。

車両のご案内|JR東海

また、始発駅ではない駅から新幹線の自由席を利用するなら、進行方向後ろ側のドアで待つほうが、降りてくる人が少ない(だいたい3/5くらいの人が進行方向側のドアから降りようとする)ので早く車内に移動できる。そのぶん、空いている座席があれば座れる可能性が高い。ただしホームの階段付近だと進行方向後ろのドアのほうが多くなる場合もあるので、この限りではない。

のぞみ号の1号車~3号車の自由席

ということで、のぞみ1号車から3号車の自由席に座ろうとすれば、2号車の進行方向後ろ側のドアが可能性高いかもしれない。

ただ経験上、自由席が3両しかないのぞみは2号車に並んでも座れるか座れないかは運も大きい。仮に2号車の進行方向後ろ側のドアから、大きなトランクを持ってゆっくり降りてくる人がいれば、もうそれだけで座れる可能性は著しく低くなるので(実際、よくある)。

ひかり号の1号車~5号車の自由席

ひかり号の1~5号車の自由席で座ろうと思ったら、のぞみ号の自由席1~3号車と被らない4,5号車のうち、座席数の多い4号車が一番狙い目。

新幹線を利用する頻度がそこまで高くない人は、なんとなく「自由席は1~3号車」と思っている人も多いので、そこから外れた4~5号車のほうが無難なので。

こだま号の自由席

こだま号の1~7号車で座ろうと思ったら、ひかり号とものぞみ号とも被らない6~7号車のうち、座席数の多い6号車が狙い目。

ただし、こだま号は13~15号車も自由席として割り振られているので、こちらのほうがのぞみやひかりと全く違う位置にあるため座れる可能性が高い(というか実際、13~15号車側がガラ空きということもよくある)。ということで、可能ならその中の偶数号車、14号車が狙い目。

※ただし、列車によっては13~15号車が自由席ではない編成もあるので、案内掲示板を確認してから。

さらに、夜間になるとこだま号はグリーン車を除いて全席が自由席の列車が増える。こうなると、本来は指定席の12号車あたりが一番空いてることが多い。

その駅始発の新幹線をできるだけ使う

あと大事なのは、できるだけ始発駅となっている列車を利用すること。東京駅なら全列車が始発なので関係ないけど、新大阪なら博多から来る列車はかなりの乗客が既に乗っている状態。ならば時間を少しずらしてでも新大阪発の列車を利用すれば、自由席に座れる可能性は格段に高くなる。

以上、ちょっとでも座れる可能性を上げるためのコツや知識でした。特に連休期間や年末年始、急な予定でどうしても自由席になってしまうときは、極力座れるように一工夫することで移動の疲れを大幅に減らせるので。気にせず、なんとなく自由席を使っていた人は参考にしてもらえれば。アデュー。

タイトルとURLをコピーしました