オリックス・バファローズ2020年度のファンクラブ(BsCLUB)入会記念品として「オリジナル野球盤 京セラドーム大阪ver.(3D Ace スタンダード)」が届いた。野球盤、この年でも楽しく遊べるんだろうか?いやこの特典を選んだのは自分だけど。とにかく、届いたままの状態では何もわからない。まずは組み立て。
最初は地味に、外周のフェンスやバックスクリーンに付属のシールを貼る作業。
これがバックスクリーン……!?って感じの地味な部品だけど、
シールを貼るだけで、かなりそれっぽく見えてくるから不思議。
外周フェンスは左翼も右翼もBuffaloes。先攻も後攻もBuffaloes。これは紅白戦かな?
フェンスとバックスクリーンを配置。だいぶ野球場っぽくなってきたぞ。
続いてピッチャーを配置。これは山岡なのか、それとも山本なのか。体格的には澤田って感じもする。
ピッチャーだけだと寂しいので、野手7人も配置。
野手は守備位置を3箇所から選択できるんだけど、穴によって差し込みやすかったり差し込みにくかったりする。結果、守備位置うんぬんよりも差し込みやすい場所に皆が落ち着いた。
最後にバッターを配置。右バッターなので吉田ということにしよう。
ところが、ピッチャーマウンドの側から見ると吉田の様子がおかしい。何に気を取られているのか、視線がピッチャーのほうを向いていない。
と思ったら、これ左打者を左バッターボックスに誤って配置していたのが原因。右打者の、本当の吉田をあらためて配置。
そしてパチンコ球……ではなく試合球を6つピッチャーマウンド後ろに配置すれば、準備完了。
京セラドーム大阪バージョンと銘打っているものの、屋外の、神宮球場あたりと近い雰囲気を感じるが……気のせいか。
さあ、プレイボール!
いい年をした大人2人で対戦してみた結果だけども、意外と楽しめる。
いまや野球ゲームといえばパワプロかプロスピかという時代で、わざわざBSOのカウントをアナログで管理するのも面倒なだけじゃないかとも思ったんだけど、アナログだからこそTVゲームでは味わえないハプニングなども生じて面白い。ショート強襲で、選手もろともスタンド席まで吹っ飛んでいったときは、痛々しいながらも笑ってしまった。
野球盤、ピッチャーとして思い通りにカーブやスライダーが投げられるようになるには、そしてバッターとして流し打ちや引っ張りが意図的にできるようになるためには、それなりに練習が必要だった。そこはデジタルもアナログも、あまり変わらないね。
正直なところ、大人2人の対戦で9回裏まではスタミナが持たないのだ。3回裏までの短期決戦がデフォでお願いします。アデュー。