Let’s note CF-SX1 回顧 – レッツノートって良いモバイルPCだな

4.0
Let's note CF-SX1 レビュー・感想

2012年の春モデルなので、そろそろ8年経過することになるLet’s note(レッツノート) CF-SX1。最初の数年はメインのモバイルPCとして持ち出して利用していたものの、2015年の後半あたりでNECのHybrid Zeroに変えてからは自宅でサブ機として活用中。いまだ壊れないし、外観も非常に綺麗なままなのは、さすがLet’s noteだなと思わされる。

小型バッテリー装着時に1.2kgを切る重量が持ち運びやすかった

この機種は大小2種類のバッテリーと大小2種類のACアダプターが付属していて、出張用途には非常に便利だった。小さなほうのバッテリーを装着したときの重量が1.18kg(実際に計った重さは1133g)。その前に使っていたNECのモバイルノートが1.5kg近かったので、300gの差はカバンの軽さとして実感できた。

いまは更に軽量のDirect HZを使っているが、こちらは800g程度。時代とともに、PCはどんどん軽量化される。

LAVIE Direct HZ - 軽くて持ち運びやすいモバイルノート
数年使っていたNECのHybrid ZEROを買い換えるかたちで、去年春に事務用PCとして導入したLAVIE Direct HZ。この機種、いまは生産終了でDirect PMという機種に引き継がれているので今更感が満載なんだけど、せかっくな...

このCF-SX1は形状がスクエアなので、カバンに入れるときも引っかかる部分がないのは取り回しやすかった。

Let's note CF-SX1の天板

ただ、持ち運ぶノートPCは薄いと便利だということに気づいて(なぜなら他の物を詰め込んだカバンに、最後にスッと差し込みやすいから)、より薄さ重視のHZシリーズがメインPCになった。

RAMやSSD換装を経つつ今も問題なく稼働中

購入当初4GBだったRAMを途中で増設して8GBに、また500GBのHDDを途中で256GBのSSDに換装し、数ヶ月前にOSをWindows7 ProからWindows10 Proにアップグレードしつつ、今に至っている。

いまでこそCF-SX1は自宅でモバイルDVDプレイヤー代わりに利用することが多く、外に持ち出すことがほとんど無くなったとはいえ、最初の数年はかなりの移動距離を共にしていたPC。それがいまだに何の故障もせず、目立った破損もほとんど無い状態で使える(毎日使ってる)のは、繰り返しになるけどさすがLet’s note。ビジネス用途のPCを選ぶなら、Let’s noteはタフさが違うのでおすすめしたい。

そしてLet’s noteといえば、やはりこの丸いタッチパッドが特徴。サイズは小さめだけど、外周をなぞるように指を動かすと画面を上下にスクロールしやすかったり、慣れれば結構使いやすい。

Let's note CF-SX1のタッチパッド

DVDドライブ(スーパーマルチドライブ)を搭載

現行機種でもまだこの伝統が(一部モデルで)続いているけど、このCF-SX1は光学ドライブが本体に搭載されている。いまでこそ出先で光ディスクを読み込んで作業をするという場面も減ったものの、この読み書き可能なマルチドライブが搭載されている点については当時は非常に重宝した。

ドライブ部分は非常に軽量な作りのようだけど、特に故障せず、今日も変わらずにDVDを再生してくれている。

Let's note CF-SX1のDVDドライブ

USBポート3つ+有線LANポート

CF-SX1の左側面。ファンの音はまあまあ大きめで、あえて欠点を挙げるならここか。駆動音がもう少し小さければ、よりすばらしいモバイルPCだったかなとも思える。

ほかにはHDMI端子やアナログRGB端子、USB3.0ポートなど。スリープ状態になっているときでも(電源オフのときでもだったかな)、USBケーブルで接続した機器を充電できる機能もあって、これもまた当時はスマートフォンを充電する際に便利だった。

Let's note CF-SX1の左側面

CF-SX1の右側面。電源、SDカードスロット、USB2.0ポート、有線LANポートなど。この機種、WiMAXが内蔵されていたのでそれもまた当時は便利だったんだけど、それでも有線LANポートがね、出張先や相談先で結構活躍した記憶がある。

外部インターフェイス類は有線LANポートを含めて無骨というかスタイリッシュではない印象を受けるんだけど、そこはもうLet’s noteの場合は割り切りで「あるほうが、いざというとき便利」を優先で設計されている。

Let's note CF-SX1の右側面

タイピングしやすい作りのしっかりしたキーボード

CF-SX1のキーボード。このキーボード、本体全体がしっかりした作りだからというのも相まって、かなり打ちやすい。NECのHZシリーズやMacbook 12インチ、Surfaceなども並行して使っているけど、このLet’s noteのキーボードがノートPC本体のキーボードでは一番打ちやすいと感じる。これなら長文を打ってもいいかなと思えるもの。

キートップの文字も全く剥げる気配がないし、この辺についても繰り返しになるけど「さすがLet’s note」と言っておきたいぞ。

Let's note CF-SX1のキーボード

いまだモタつきを感じない処理性能

CPUは第2世代のCORE i5(Core i5-2540M vPro)。現行CPUと比較すれば処理能力はだいぶ落ちるはずだけど、SSD換装やOSアップグレードなどを経ているためか通常の動作に関してはモタつきはほどんど感じない。

さすがに現像とかエンコードとか、重い作業だと他のPCと比較してしまって、いまメインで使うのはちょっと気が引けるけど。

Let's note CF-SX1のCPU

あらためて思い返すと、やはりレッツノートって良いモバイルPCだな。価格はちょっと高めなんだけど、この耐久性を考えると長く使えるお得さと安心感がある。

いろいろと便利だった思い出がよみがえってきて、キータッチも良好。次に買い換えるならレッツノートに戻るのもいいかなと思えてきた。アデュー。

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