FENIFOX – 持ち運びに便利で慣れれば普通に使える超薄型Bluetoothマウス

4.0
FENIFOX マウス レビュー・感想

中華系のアイテムってメーカー名とかOEMとか正式名称とかゴチャゴチャしててわかりにくいんだけど、このマウスはとりあえずFENIFOXって書いてあるからそう呼べばいいのかな。

と、出だしが微妙な記事だけど、自分が最近やたら使っているのがこれ。かなりの薄型、というよりもほぼ平面といってもよいくらいの超薄型Bluetoothマウス。

薄型くて軽いから、どこにでも持ち歩ける

何か便利かというと、まずはマウスが非常に薄いのでカバンでもポケットでも、好きなところにスッと差し込んで持ち歩ける。これは言葉よりも写真を見てもらえば一目瞭然で、厚みは15mmほどしかない。普通のマウスがカブトムシだとすれば、これはクワガタ(例えが微妙)。

FENIFOXのマウスの薄さ

どこにいても同じマウスが使えると、当たり前だけど違和感なく作業ができるので仕事もはかどる。Bluetoothでの接続なので、USBポートを1つ塞ぐ必要もない。接続が安定するかは環境しだいだけど、自分がWindowsとMacで使っているかぎりでは途中で切れたり、なかなかつながらなかったりといった不具合は全く発生していない。スリープからの復帰も、ボタン1つ押せばすぐ完了。

そしてFENIFOXのマウスは、薄い上に軽い。プラスチックのおもちゃかな?と思うくらいに重量に乏しいので、これまた持ち運ぶとき非常に便利。

実際に重さを量ってみると、45gちょうどだった。本当にバッテリーが内蔵されているのか、心配になるほど軽い。

マウスのボタン部分も薄いので、大きな音が出ることもなくクリック音は静か。ただ3つ使ってみると音については個体差があって、1つだけそこまで静かではないものが含まれている。

充電式でバッテリーの持ちもなかなか

FENIFOXのBluetoothマウスは充電式。その薄さと軽さから、充電式といってもバッテリーの持ちはそこまで長くないのでは?との先入観があったけど、実際に使ってみると1週間とか平気で使い続けていることも多くて驚く。

数日の出張程度では、充電を全くしないで事足りることがほとんど。

充電も付属のUSBケーブルでPCとつなぐだけなので楽。充電時間は計ったことがないけど、あまり待たされた記憶がないので結構短いほうだと思う。

バッテリー切れ間近になればLEDランプで教えてくれるし、仮に切れてしまっても、有線マウスのようにケーブルをつなげたまま充電しつつ使えるので大きな問題はない。

慣れるまで違和感があるが持ち方を変えれば普通に使える

FENIFOXのマウスはかなりの薄型なので、他のマウスから変えるときに感覚がだいぶ変わる。ただこれ、自分の場合は1,2日使って慣れたら手首の疲れなども特に感じなくなった。

コツは、普通のマウスと同じように手の甲を丸めて持つのではなくて、手を広げて机の上に置いて、机と手のひらの間にマウスを差し込むような具合にほぼ手を開いた状態で操作すること。

この方法だと、指にも手首にも負担がかからず、慣れれば違和感なく使える。繰り返しになるけど、普通のマウスのように手の甲を丸めないほうが疲れない。そういう意味では、タッチパッドの使い勝手に近いともいえる。

見た目と作りの安っぽさが短所

FENIFOXのBluetoothマウスの短所は、見た目と作りが安っぽいこと。プラスチック感が全開で、だからこその本体45gかもしれないけれど、悪い意味での「軽さ」もまた合わせ持っている。

特にマウスホイールはチープなので、ホイールを使う比重の高い人、ホイール動作のスムーズさと正確さを重視する人だと、かなり厳しい。これは個体差が結構あって、3個買ったけど1個はキーキーと妙な音を立てて心もとない。

FENIFOXのホイール

あとマウス表面に「FENIFOX」!とデカデカとロゴが記載されているのも、ブランド名なんだか商品名なんだかもよくわからずに微妙といえば微妙。

持ち運びの利便性を重視するならおすすめ

とはいえ、この薄さに軽さ、そしてバッテリーの持ちで2,000~3,000円程度しかしないマウスなので、加えて高級感も求めるのはさすがに酷だよね。

FENIFOX Bluetoothマウス

カバンの空きスペースに、スーツの胸ポケットに、スッと差した後は存在を忘れてしまうくらい軽々と持ち運べるので、どこでも同じマウスで違和感なくPCを使いたい人、出先でもノートPCのタッチパッドではなくマウスで作業をしたい人にはおすすめ。

アデュー。

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